モバイルルーターの電池の持ち時間について
モバイルルーターを契約すれば、いつでもどこでもwifi回線が使えます。自分専用のwifi環境が常に得られ、手元の複数のデバイスを同時にネットワークへつなぐことが出来ます。観光や出張時に重宝するのがモバイルwifiのメリットで、フリースポットを求めて土地勘のない場所をウロウロする手間が省けます。一方でモバイルwifiにも気になるデメリットがいくつかあります。例えば、スマホのようにモバイルルーター本体の電池が切れると、急にネット接続が出来なくなります。スマホよりもモバイルルーターの方が電池の持ちがやや悪く、使用状況によって多少前後しますが、5時間から8時間程度でバッテリーが底をつきます。その数値はルーターをフル充電した場合であり、充電せずに連続利用すれば短時間でネットが使えない状況に陥ります。
モバイルルーターは回線速度や安定性に課題も
モバイルルーターは一般的な据え置き型のワイヤレスルーターに比べて、回線速度と安定性に課題があります。契約するプランや企業によっては据え置き型と大差ない使用感が得られますが、ほとんどのモバイルwifiサービスは回線速度がやや遅く、電波の感度にもムラが少々見られます。特に重たいデータを送受信する際に、そのデメリットを感じやすいです。例えば動画サイトでHD画質のコンテンツを再生する時など、画質が自動的に荒く調整されたり、画面がカクカクと延滞を起こしたり、突然通信エラーが出て映像が最初からになる等、快適に視聴し難い環境になります。他にも高解像度の動画や写真をSNSに投稿する時も、待ち時間が長くなったり、投稿中に回線切断が起きて最初から作業をやり直さないといけなくなる等、気になるトラブルがしばしば起きます。