接続が不安定になりやすい
直接線を接続しなくても良いWifiは一見便利ですが、その反面接続が不安定になりやすいというデメリットがあります。特にこの問題が顕著に出てしまうのが、オンラインゲームをやっている時や、ビデオ通話をしている時などです。接続が途中で不安定になったり途切れることがあるので、突然相手の映像が止まったり、声が聞こえなくなったりします。特に音声だけをつないだ通話の際はいきなり相手の声が聞こえなくなっても「相手が喋ってないだけなのかな?」と接続が切れている問題にすぐ気付くことができず非常に厄介です。有線接続では信号のやり取りが線によって保護されているので基本的にそういった接続が不安定になるような事も起きにくく、これは無線特有の問題点と言えます。
外部の様々な要因で接続が影響を受ける
Wifiによる無線接続は外部の影響を特に受けやすいという問題があります。例えば同じ様にWifiに接続している機器が多くなればなるほど信号が乱れて通信速度が不安定になりますし、Wifiの電波を発信しているルーターと、それを受信するスマホやPCの距離が離れていれば居るほど、より接続が不安定になる可能性も高まります。特に最近はお掃除ロボットや炊飯器などの家電もWifiを使ったお知らせ機能を搭載する事が増えてきたので、余計にWifiの渋滞は起こりやすくなっています。またそれとは別に電波は電子レンジや冷蔵庫の発する電波からも影響を受けて乱れる事があり、そうした家電とも近づけないような工夫が必要になります。間取りが狭い場合はそうしたものと距離を取ることも難しく、どうしても無線のままでは安定した接続ができないというケースもありうるでしょう。